人気アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親、富野由悠季監督（７２）が約１４年ぶりに新シリーズ「ガンダム　Ｇのレコンギスタ」を手掛けることが２０日、発表された。３５周年記念作品のひとつとして、今秋に公開される。構想を練り続けていたという富野監督は「この年でよくやったとうぬぼれているところもある。乞うご期待です」と自信を見せた。

都内で行われた「機動戦士ガンダム」の３５周年プロジェクト発表会。富野監督が「Ａ（ターンエー）ガンダム」以来、約１４年ぶりに新シリーズを手掛けることが発表されると、会場は驚きに包まれた。

「機動戦士ガンダム」（ファーストガンダム）で描かれた宇宙世紀の次の世紀“リギルド・センチュリー”が舞台。宇宙エレベーターを守る組織「キャピタルガード」のパイロット候補生、ベルリ・ゼナムの冒険を描く。

待望の新作に、富野監督は「どういうメッセージを伝えていくかを１５年ぐらい本気で考えていた。ようやく輪郭を見せることができた」と感慨深げ。「この年でよくやったとうぬぼれているところもある。乞うご期待です。お子さんやお孫さんに、こういう物語があるというのを伝えてほしい」と呼びかけた。

３５周年記念作品は「ガンダム　Ｇのレコンギスタ」に加え、「機動戦士ガンダムＵＣ　ｅｐｉｓｏｄｅ７『虹の彼方に』」（５月１７日からイベント上映や有料配信を開始）、「機動戦士ガンダム　ＴＨＥ　ＯＲＩＧＩＮ　Ｉ　青い瞳のキャスバル」（来年春にイベント上映予定）の計３作品がラインアップされた。
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スポーツ報知　2014年3月21日6時04分
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20140321-OHT1T00030.htm