2014年1月15日、自身のブログにて入籍を報告。
(出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%BE%84%E4%BD%B3%E5%A5%88)

阿澄佳奈さんに関する記事の執筆を依頼されてから悩みに悩んだ。
触れない方がいいんじゃないか？
この内容がセンシティブなのは明らか。
だがしかし、彼女の魅力を、現在を語るにあたってこの事実から目を背けることはできない。
そう…彼女は、既婚者なのだ。

◆結婚発表とファンの反応

阿澄佳奈さんが結婚を発表した時、彼女は30歳だった。
女性の結婚適齢期を考えると、決して早いということはないだろう。
だが、決して早くない彼女の結婚は彼女のファンにとっては青天の霹靂。
同業者、そしてファンから数えきれないほどの祝福があり、ファンの手により、彼女の結婚を祝う痛車が都内を走りもした（上記写真参照）。
しかし、彼女の結婚に絶望し発狂したファンが数多くいたことも事実。
彼女の出演作品などファングッズを燃やす写真をアップするファン、「嘘つき」「声優をやめろ」と罵詈雑言を書き込むファン、体調不良を訴えるファン、無意識にドアを殴りつけ右拳の骨折をしたと訴えるファン。
これら負の感情は一般人にはなかなか理解し難いだろう。
何故ここまで入れ込んでしまうのか？
某掲示板の中に非常に納得いく書き込みがあったので引用させて貰いたい。

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声優に恋することを馬鹿にしないで欲しい
例えばね、中高男子校で大学は工学部、そのまま院へ進んで就職する
この過程に女の子との接触はないんだよ
そして多くの職場にもないんだよ
男子校や工学部ではアニメや声優を嗜むのはかなり一般的なこと
するとね、一番身近な女性って声優になるんだよ
大抵の女性声優はラジオやってるから週に一回はトークが聴ける
ラジオってその人の素の部分が出ることが多いから
その人の声、仕草、会話の間が合えばどんどんハマってく
どんどんその人の趣味や人間性を知ってゆく
ある意味週に一回30分その人と話したみたいな体験ができるんだ
そしてそこそこの声優だったら月に一回くらいライブやらイベントやらがあって生で見れちゃう
一番身近なんだよ
恋しちゃうに決まってるじゃん
(出典：阿澄佳奈 Part175)

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そう、ファンにとって阿澄佳奈は声優ではなく、一番身近な意中の人だったのである。
だから何をしても良いということでは勿論ないが、「くりーむしちゅーのANN」の終了発表時にラジオの前でそっと涙した自分には、このラジオファンだけが持つ感覚が痛いほど理解できる。

◆結婚後の活躍
cv：阿澄佳奈



2016年、阿澄佳奈が出演するガンダムブレイカー3のゲームキャラクター
（出典：http://gb.ggame.jp/）

結婚を発表し、ファンが一定数減ってしまったと思われる阿澄佳奈さん。
彼女はその後、活躍できているのだろうか？
テレビアニメ出演役数だけ見てみると、2011年が16本、2012年が15本、2013年が17本、そして結婚発表以降の2014年が11本、2015年が11本と減っている。
やはり、結婚によるファン離れの影響だろうか？
次に阿澄佳奈さんの出演ゲーム作品数を見てみよう。2011年が16本、2012年が18本、2013年が25本、2014年が26本、2015年が26本と、僅かであるが確実に増加しているのである！
(参考：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%BE%84%E4%BD%B3%E5%A5%88)

実は阿澄佳奈さんは全面的にアイドルの様な売り方をしていたわけはないので、そこまで炎上せずに済んだと言われている。
言い換えれば、彼女は声優として勝負できる器なので結婚を発表できたとも云えるのではないだろか？
2016年もきっと数多くのゲーム作品で彼女の声を聞けるはずだ！

http://appget.com/c/game_topics/157079/kana_asumi/

結婚してたんだっけ
仕事ガクッと減ったのもその辺なのか